暖かいアウターの種類や選び方についてご紹介
ファッション性を重視する人もいれば、実用性や断熱性などの機能面を考えたうえで、どんなデザインを選ぶべきか悩む人もいるでしょう。
今回の記事では「暖かいアウターの種類や選び方」を中心にご紹介します。ぜひ冬に最適なアイテムを見つけてみてくださいね。
目次
冬のアウターにはどんな種類がある?
それでは、オシャレかつ手頃な価格で揃えられるアウターにはどのような種類があるのでしょうか。
できればAmazonや楽天などのインターネット通販サイトで購入可能なものや、比較的いろいろなお店に並んでいる購入しやすいものが良いですよね。 そこで、どこでも買いやすくオシャレを楽しめる冬アウターをまとめました。
カジュアルコーデ派でもきれいめコーデ派でも、自分好みで着やすいデザインを見つけられるはずです。
トレンチコート
上品なデザインでカッチリとした印象のあるトレンチコート。スウェットやパーカーと合わせればカジュアルなコーディネートも楽しめます。 ファー素材の小物、ストールやマフラーなども似合う万能なデザインです。ダウンコート
保温性がとても高く、アウトドアに最適なダウンコート。やわらかい素材で作られているため動きやすく、真冬に動き回るなら一着は手元に置いておきたいアウターです。 カジュアルなデザインのため、のんびり過ごしたいプライベートでの利用に向いています。ダッフルコート
厚手の生地に大きな留め具(トグル)とフードが付いたダッフルコート。可愛らしい見た目なので、特に女性人気が高いアウターです。カラーにはネイビーやブラックもありますが、淡いクリームやホワイトが多くを占めており、ハリのあるカラーを差し色でプラスするのが良いでしょう。
モッズコート
男性らしいカジュアルなアウターといえばモッズコート。12月以降の冬にピッタリなデザインは、カーゴパンツやチェックシャツなどのアイテムによく合います。ワイルドな印象になるため、ミリタリーファッションと組み合わせるのもおすすめです。
ダウンベスト
かさばりにくく動きやすいのがメリットである、袖なしのダウンベスト。コーディネートを意識すれば、冬だけでなく3シーズンで着用することもできます。ダウンが入っているので防寒性もばっちりで、コートよりも安くコスパ最高なアウターです。
マウンテンパーカー
オールシーズン使いやすい快適な着心地のマウンテンパーカー。防水性と加湿性が高いものが多く、男女問わずアウトドア趣味の人は必ず持っているとも言えます。 雨や雪が降ってもよく弾いてくれるので使いやすいアウターです。
ヒーター付きジャケット
スイッチを入れると数十秒で身体を暖めてくれるヒーター付きジャケット。発熱が長時間持続するので、寒い中で作業を続けられる安心なアウターです。 購入時にはモバイルバッテリーを取り外す必要があり、水洗いが可能なのかも確認するようにしておきましょう。
利用シーンに応じて選びましょう
「外で過ごすことが多いので、しっかりと防寒対策できるアウターを知りたい。」 「体を動かしやすく、アウトドアに向いているアウターを知りたい。」 というように、それぞれ悩みがあるかと思います。ここで利用シーンに応じた失敗しない選び方を理解しておきましょう。暖かさを求めるならダウンジャケット
アウターの中でも、一番使いやすくて暖かいのはダウンジャケットです。軽量性に優れているのでちょっとした外出でも利用しやすく、服の重みが少ないので肩こりする可能性も減ります。
さらに着回しやすいデザインのため、旅行や観光、イルミネーションデートへ行く際のコーディネートにも取り入れたいアイテムです。
アウトドアにおすすめなのはマウンテンパーカー
マウンテンパーカーはフードやボタンが少なく、装飾が抑えられたデザインで動きやすいため、ウィンタースポーツ、キャンプや登山などのアウトドアにおすすめです。 また、スーツや制服の上から羽織りやすいので、通勤や通学にも使いやすいといえます。暖かさ・機能性ならヒーター付きジャケット
もしも暖房と同じ時間使うのであれば、ヒーター付きジャケットのほうが電気代も安いです。「自室から出るのは肌寒いな」と感じるときでも着たまま移動できるので、自室からキッチンやトイレに行くときでも暖かさを保ったまま動けます。ベストが直接体に熱を伝えてくれるため、暖かさを重視するなら非常に効率がいいです。 また、外出するときに一日中付属のヒーターを付ける場合、モバイルバッテリーの電池が持たなくなる可能性があります。ヒーターの性能で前後しますが、6時間以上外に出るなら予備を用意しておくのがおすすめです。
ヒーター付きジャケットのデメリットとは?
身体をすぐに温めてくれる利便性の高いヒーター付きジャケットですが、何かデメリットはあるのでしょうか。多くの製品が電熱線を使用している
まずヒーターを始めとする多くの家電製品には、電熱線が使用されています。熱を発して体を温めてくれるので重宝する存在ですが、デメリットもあるのが事実です。
電熱線のデメリット①温められる範囲が限られている
ヒーター付きジャケットは身体の細部まで温められません。そのため、どうしても末端が冷えてしまいます。電熱線のデメリット②低温やけどのリスクがある
電熱ベストは長時間使用すると低温やけどを起こすリスクがあります。この事故を防止するためには、温度調節をこまめに行うこと、いきなり温度を強にせず少しずつ上げることが大切です。特に睡眠中の使用は、気づくと数時間経過しているためご注意ください。
電熱線のデメリット③重さ
アウターの中にヒーター(電熱線)が付属しているため、どうしても重量があります。重さは肩こりを引き起こす原因にもなり得るので、丸一日使用するのは避けるべきです。また、外でたくさん動き回る日には、軽量なデザインのものがいいでしょう。
電熱線のデメリット④バッテリー事故
バッテリーが発熱・発火する危険性があります。 購入時には、PSEマークが必ずついているものを選びましょう。使用時には、充電器の破損と水ぬれに注意すること、製品に強い衝撃を与えないこと、高温の環境に置かないようにしてください。
電熱線より軽くて安全な素材とは?
ヒーター付きジャケットに限らず、暖かさを求めるために電熱線付きの製品を使用する人はたくさんいます。では、電熱線よりも軽くて安全な素材はあるのでしょうか。これから購入を検討するときは意識して選びたいところです。
CNTフィルムユニット
電熱線よりも安全性が高く、電熱線の抱える課題をクリアしているのがCNT(カーボンナノチューブ)フィルムユニットです。 では実際にどのようなものなのかメリットと共に解説していきます。
CNTフィルムユニットについて
CNTフィルムユニットとは、カーボンナノチューブを使用したヒーターユニットのことです。フィルム全体が均一であり、瞬時に発熱するヒーターシートです。 PCやモバイルバッテリー、そして車、新幹線、飛行機などに設置されているDC5VのUSB端子から給電できるため、専用電池も必要ありません。低温やけど回避機能
加齢で冬の寒さが辛く、こたつや電気毛布を購入するべきか悩む人もいるでしょう。しかし、前述の通り温熱機器の健康被害(低温やけど)が気になる方は多いはずです。 CNTフィルムユニットには、異常電流を感知すると自動遮断する回路と、低温やけど防止のための自動停止プログラムが付いています。
スマートウォッチ・スマートフォンを使用した遠隔コントロールも可能
コントローラーに無線デバイスを搭載しており、スマートフォンで遠隔操作ができます。オプション機能を利用して気軽に温度を変更できるのは嬉しいことでしょう。驚きの薄さ
CNTフィルムユニットの最薄部は、なんと0.3㎜ほどです。とても薄いので重ね着してもそこまで面積を取ることがありません。超軽量
ヒーターのシート部分はとても軽いです。さらに厚着しなくても温かさが抜群なので、動くのが億劫になりません。重さで肩こりを引き起こすリスクも少なく、身軽に動けるのが魅力です。水洗い可能
USB端子が付属していながらも、洗濯機で水洗いすることが可能(約40回の性能保証付き)です。普段着ている衣類と一緒にまとめて綺麗にすることができます。折曲げ耐数10万回以上
CNTフィルムユニットは約10万回の折り曲げに耐久できるほど頑丈な作りなので、コストパフォーマンスが良いといえます。 物持ちと利便性を重視する人におすすめです。面状発熱
フィルム面全体に電流を流し、フィルム面が均一になるように発熱してくれるため、服に包まれている体全体をしっかり温めてくれます。瞬間発熱
スイッチを押すとフィルム全体に電流が流れ、瞬時に設定温度まで達します。コントローラーボタンを押すと、3〜4段階で切り替え可能です。まるで布のような柔らかさ
薄くて軽い形状であり、まるで布のように柔らかいため自由に曲げることができます。電熱線のヒータージャケットよりも、着心地が良いので長時間着やすいです。まとめ
冬を快適に過ごすための暖かいアウターをご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?カジュアルなデザインから、きれいめで大人なデザインまで幅広い種類がありました。その中でも利便性を考えたとき、特に一番使いやすいのはヒーター付きジャケットです。
しかし、電熱線は昔からどうしても健康被害へのイメージが悪い傾向にあります。でも、そんな電熱線のデメリットを気にさせない素材が、新技術のCNTフィルムユニットを活用したアウターでした。 低温やけど対策や水洗い可能などのメリットがあり、薄くて軽いので機能性もバッチリのため、さまざまな場面で活用しやすいです。
機能性がある自分に合うアウターを選び、寒い季節をポカポカと温かく過ごしましょう。