カーボンナノチューブのイメージ

カーボンナノチューブフィルムとは?

平面ナノ材料であるカーボンナノチューブは、簡単に言うと、グラフェンシートをカールさせることによって形成されたシームレスな中空ナノチューブであると見なすことができます。

カーボンナノチューブはその直径に比べチューブの⻑さがかなり⻑いので、それ単体だけを重ねて網構造の膜(フィルム)を形成することができます。

カーボンナノチューブフィルムは、電熱変換特性に優れ、薄く、柔らかく、洗えるので、ウェアラブルなヒーティングテクノロジーには最適な素材です。製造工程が複雑なため、大規模な工業化としてはまだ初期段階にある素材です。

カーボンナノチューブのイメージ

中国科学院傘下の蘇州ナノテクアンドナノバイオニクス研究所の先端技術を利用して、カーボンナノチューブフィルム製造の為の技術的ボトルネックを突破し、年間生産量10万平方メートルの大量生産を実現しました。その過程で得られた技術結果から、41件の発明特許を申請し、そのうち31件が承認されました。

このカーボンナノチューブフィルムの大量生産方法を基に、JERNANO社が、衣服類、ホームテキスタイル、健康器具、アウトドア用品およびその他の製品に広く使用できるJERNANOカーボンナノチューブフィルムのフレキシブルヒーティングユニットを開発しました。

カーボンナノチューブユニットの性能

JERNANOカーボンナノチューブフィルム
フレキシブルヒーティングシステム

JERNANO社は斬新なタイプのナノ材料であるカーボンナノチューブフィルムをウェアラブルヒーティングに採用しました。衣服類の内部に縫い付けられたこのヒーティングユニットに電源が接続されて通電を開始すると、瞬時にユニットが発熱を始め体が暖まります。

カーボンナノチューブユニットのフレキシブルヒーティングシステム
ヒーティングシート図

アプリケーション

JERNANOのヒーティングシステムは、さまざまなインテリジェント制御アプリをサポートしています。

ユーザーは、スマートウォッチ(Apple、Xiaomi)、WeChatアプレット、および一般のモバイルアプリを介してこのヒーティングシステムを簡単に遠隔コントロールすることもできます。

モバイル操作画面

OTAアップデート

無線アップデート

JERNANOの暖房システムは、無線アップデート(OTA)をサポートできます。

システムをアップデートすることで、このスマートヒーティング製品の最新技術を更新できるため、製品が古くなることはありません。

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ヒータープラン

製品構成

標準 Unit

TurboHeat Unit

MCU

8ビットシングルチップマイコン

32bit RISC MCU

対応電池 電力

10W

10W、18W、40W

対応電池 電圧/電流

5V-2A

5V-2A、9V-2A、20V-2A

ゾーンごとに独立した温度制御

不可

高温予熱モード

不可

動作対応温度制御

不可

温度制御ポイント数

1ヶ所/シート

2ヶ所/シート

APP/スマートウォッチ/
WeChatミニプログラム

App のみ可

OTAアップデート

不可

発熱面積

基準面積

基準面積の200%

安全保護対策

過電流、過発熱、ショート

多点温度監視、過電流、過発熱、ショート、遮断等

温度設定

53°C-48°C-43°C-38°C

53°C-48°C-43°C-38°C

ヒーターシートのタイプ

シートの種類

コントローラの種類

コントローラの種類

電池接続端子

端子の種類

温度切替え

温度切り替えの図
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